※写真はイメージです。
皆さん、こんにちは。当農園園主の中野渡隆と申します。「中野渡農園」は、八甲田連峰の東に位置する青森県十和田市の三本木矢神地区で農業を営んでおります。十和田市は農業が盛んな地域で、6・7月にやませという冷涼な風が吹くため、気候に適した根菜類が多く生産されています。当農園では、おいしい農産物づくりのために、自ら堆肥をつくり、良質の土づくりに力を入れています。現在、にんにくを中心に農産物を生産しています。
「中野渡(なかのわたり)」という苗字を聞いて、珍しい苗字ですねとよく言われます。この苗字は全国でも青森県十和田市に多く、当地域がルーツと言われています。私は、歴史に興味があり、地元の郷土史づくりに取り組んでいます。何万年前の土器のこと、雪中行軍が通った場所であること、プロ野球のピッチャーを輩出した地域であることなどなど、郷土の魅力を残し、そして伝えてゆきたいと思っております。
この根菜類の栽培に適した土地で、にんにくづくりに取り組んでいます。主力品種は「福地ホワイト六片種」。この自家栽培したにんにくを使い、早くから「黒にんにく」の製造も行なってきました。果実のようなフルーティーな甘さとおいしさが特長の黒にんにく。当園のある地域の名前をとり「矢神の黒にんにく」として販売しています。
自然に恵まれた環境の中、にんにくを主力として、その他にきゅうりなども生産しています。おいしい農産物のために、毎年、自ら堆肥づくりを行なっています。良質な土こそが本当においしいものをつくりあげる信念のもとに、農業にとりくんでいます。当農園の堆肥は、地元の方にも好評で、地域を限定し一部堆肥の販売も行なっております。
十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の一つ、それが、十和田湖と奥入瀬渓流です。新緑や紅葉の名所としても知られ、四季の風景を満喫する人々で溢れています。また「日本の道100選」に選ばれた官庁街通り(駒街道)の桜並木、十和田市現代美術館なども街中の人気の観光スポットです。ふるさと十和田は見所がいっぱいです。